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ツィードランに一番近い店 2012.10.28
世界中で盛り上がりを見せるツィードランですが、来月11日には神戸旧居留地を中心に、「ツィードウォーク&ライド」が開催されます。
そんなムーブメントを大阪北堀江でバックアップしてくれているのが、テーラー「イルビレッタ」です。
このところオーナー自ら自転車にご執心との噂ですが、なるほどこのBlogを見ると大いに頷けます。
http://ilvilletta.blog68.fc2.com/blog-category-14.html
「イルビレッタ」のサイトにあったこの写真の自転車は、ヘッドチューブからリアエンドに向けて一直線に伸びたメインフレームを補強すべく、船のマストのような構造になっています。
1984年のLAオリンピックに向けて、国の威信を掛けて世界最高の科学技術を駆使して米国が試作した自転車に同様の物がありました。他にもタイヤの変形によるロスをなくすべく試されたソリッドタイヤなんかもありましたが、何れも本番には登場することはありませんでした。当時業界内に、過去の常識を捨て去りイチから見なおしてみるという雰囲気があり、それがインデックスシフトやクリップレスペダル、オーバルギヤなどなどに繋がっていったような気がします。

とうとう電動シフトまで登場し簡便さが究極まで達した今、あえてそれらが一切無いこんな自転車で、最高のシーズンに野山へ脚を向けてみては如何でしょうか。
「天国に一番近い島」といわれるのはニューカレドニアですが、イルビレッタはツィードランに一番近いテーラーでしょう。
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Bruno 新色入荷です 2012.10.25
この「ホワイト・モカ」というカラーのモデル、アイボリーに薄いグリーンの胴抜きは、かつてメキシコオリンピックで日本人選手が乗った「C」車を思わせるカラーが魅力です。
「ホワイト・モカ」は大衆エスプレッソコーヒー店のメニューで、上にホィップクリームを載せた物に因んでつけられたのでしょうか?
Brooks B17に用意されたグリーンがあまりに色がピッタリだったので、仮付けしてみましたが如何でしょう?

やっと秋らしくなって、これが必要な季節になりました。
全十色、個包装になっていない分、少しお買得の2600円です。
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Bruno Mixte20 新色入荷します 2012.10.21
美しいカラーリングが魅力のBrunoの新色が入荷します。(入荷は10/24(水)の予定)上から順に「ホワイト・モカ」、「レイク・ブルー」、「ワサビ」。
Minivelo Roadの新色ベイジュもやっと入荷予定。
この週末は、一寸我慢、ぜひこの新色を見てお決め下さい。
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冊子は棄てられない 2012.10.16
一般的な認識として 雑誌<書籍 というイメージがありますが、増え続ける書籍、雑誌、パフレット類を廃棄せざるを得なくなったとき、むしろ書籍から廃棄することにしています。 書籍がカサ張ることが大きな理由ですが、残すべき内容のある書籍は、いずれ文庫本として、或いは出版元を替えて、時を経ても幾度と無く復活してくるからです。 それに引き替え、雑誌は言うに及ばず冊子に至っては、ほんの僅かの例外を除いて、まず復刻してくることはありません。 ところがその雑誌に意外に、後世に重要な情報となることが書かれてあることも多く見受けられます。
これは嘗て前田鉄工所が作成した販売店向けの冊子にあった挿絵です。
当時「自殺レバー」などと揶揄されたセィフティーレバーですが、いま使ってみると、ブレーキの効きの向上により、十分に使い物になります。このイラストにある物は、さらにその先にアイデアルレバーが組み込まれており、ブレーキレバーブラケットを握ったままで変速操作が可能になっています。
今もたまに見かけることの出来る、フラットレバー用のアイデアルレバーです。
なんと元々ハンドルバーの下側に取りつけて使う為の物だったのですね。
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ナゾのリアメカ 2012.10.10
いったいコレは何でしょうか?
SunTour Honorがベースのようですが、名前が38、サンパチ=888 ということでしょうか? 私もこのメカの存在は全く知りませんでした。「Honor」の名前が、商標権の問題で使えなかった国向けに作られた物かも知れません。
3といえば、先日のExter Protonのサドルとバーテープを紺にしてトリコロールにしてみました。
何となくフレンチティストになったのではと思うのですが如何でしょうか。
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Extar Proton 御相談下さい 2012.10.6
店主が大凡30年前に橋口製作所にオーダーしたExtar Protonのロードレーサー(ロードバイクとは言わなかった)、長い間ベランダの肥やしになっていたのですが、橋口氏の手を借りてSunXCDのコンセプトモデルとして復活させました。レーサーにはあり得ないリアブレーキケーブルの内蔵と、センタープルの直付け工作、エンド幅の修正をお願いしました。
巷に溢れるリアルレーシングモドキのパーツから一線を画し、あえてツーリング&ファンライドを標榜するSunXCDのパーツ群ですが、こうしたクロモリの高精度のレーシングフレームにトリプルのクランクの存在感は群を抜いています。
その他、Extar Prtonの贅を尽くした仕上げをとくとご覧下さい。先日ご紹介しましたNagasawaにもひけを取らないシート部分。
センタープルブレーキを直付け、フォーククラウンへの刻印。裏側には美しい補強加工がなされています。
Superbe Proのフォークエンドには、人知れぬ苦労が隠されています。
嘗て日本最高のレーシングチームが信頼を寄せた、Extar Prtonのオーダーを承ります。今お乗りの自転車に満足できない方、どうぞ御相談下さい。フレーム価格は11万5千円より。(特殊工作や塗装により価格は変動します。)納期は季節により異なりますが、最短で2ヶ月より。
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旧い国産ランドナーにも 2012.10.2
シルク、ダイヤモンド、サイクラー、フェザー、ワンダーフォーゲル、どれも国産上級ツーリング車の名前ですが(驚くことにMerckxブランドの物も在りました)、今もどこかでひっそりと保管されている物も有るでしょう。
もう一度現役に復帰させるためには、走りが軽く乗り心地の良い高性能タイヤを受け止める現代のリムが必要になります。このSunXCDシリーズに新たにの加わった650Aリムは、そんな贅沢な望みを叶えてくれる逸品です。
旧いツーリング車にはOLD=120MMのハブをお使い下さい。
新たにOLD=130mmのハブを126mmに換えるコンバーターも用意しました(ホィールのオチョコが大きくなりますので、重い積載物が在る場合などヘビーデューティーな仕様には向きません)。
SunXCD 650Aリム 7,980円(1本)
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