ブログ

大阪ランプの会のご案内 2010.10.14
日々の雑事に追われBlogの更新が滞っておりましたが、日々新鮮な情報をお持ち下さるお客様たちに感謝致します。 さて、来る10月30日(土)に「からほりまちアート」の一環として「大阪ランプの会」のイベントが催されます。旧い英国車たちが一堂に会しますので、旧車好きは必見です。 集合写真に参加される方はタイの着用が必須とのことですが、見るだけでも価値のあるイベントでしょう。 場所は円妙寺にて、17時から21時まで行われます。 私も営業終了後に是非伺いたいと思っております。
これは先日完成した神戸ポタリングクラブのozunu様のOLD-Fです。殆ど朽ちていたフレームは手に負えず、工房赤松さまの手を煩わせました。 このランプならぬライトの雰囲気は如何でしょうか。
続きを読む...
コメント(0)カテゴリー:旧車
Raleigh登場! 2010.8.9
日本で最も身近な英国ブランド、Raleighのレストアが完成しました。
40年近く前の物とは思えない、新車をも凌ぐ美しい仕上がりですが、ヘッドバッジは年月を経たものだけが醸し出す雰囲気に圧倒され、旧い物を使用しました。ホィール周りは扱いやすさ重視してチューブラーからW/Oに組み替えておりますが、TAのスリーアーム、初期型のHuretジュビリー、極めてスムーズなノルマンディ・ルックス・コンペティションのラージハブ、GBのステム&バーは当時のもの。サドルはB17ナローを合わせました。
英国車とは言えフランス部品オンパレードです。流石にツールなどで使われたことは無さそうですが、当時のRaleighファクトリチームの車として英国内のレースにはこのスペックで投入されています(但しブレーキはワイマン)。日本ではイタリアンレーサーが入って来るまでは、PEUGEOTと双璧を成す外国ブランドのレーサーでした。
このフレームサイズ540mmのこの貴重なモデル、次のオーナー様はどなたでしょうか。決して安価ではありませんが、ご興味のある方はお問合せください。
続きを読む...
コメント(2)カテゴリー:旧車
GT Roman 2010.2.14
タイトルはかつて一世を風靡したコミックの題名ですが、その一コマを思わせるショットです。 
午後の少し静かになった時間に某巨匠がHONDA S800でお越しになり、お話させて頂いておりますと、以前紹介いたしましたVanden Plusのお客様が。 ちょうど40年数年前にエスハチにお乗りだったというお客様も交え、旧車談義に花が咲きました。 四基の京浜CRキャブを備えた「時計のように精密な」と形容されるHONDAのツインカムは、まさにノートという呼び名が相応しい排気音を残して店を後にして行きました。
そのノンテリア
白いボディに赤いレザーの内張り、アルミのシフトノブと黒皮のステアリングホィールが織り成す絶妙な色のバランス。

車ではお気に入りの色を求めるのも一大事ですが、自転車なら経済的な負担も小さく気軽に楽しむことが出来ます。 こちらはBRUNOミキストのBASILに合わせて、オーナー様が自ら編上げたVelo Orangeのエルクハイドグリップ。
フレームカラーはもちろん、Owleyeのソーラーバッテリーライトとの色のマッチングも絶妙です。
コメント(0)カテゴリー:旧車
旧車 meets 旧車 2009.10.3
本日起こしのお客様たちの旧車のランデブーの図です。二輪と四輪の違いはありますが、底流にあるのは共通しているのではないでしょうか。
どちらもその時代の合理主義を追い求めながらも、今の画一化された商品とは一味違う、どこかウェットなものを内包している様に感じられます。類は友を呼ぶといいますが、共通の趣味をお持ちのお客様同士で盛り上がっていただけるのは、大きな喜びでもあります。

明日 10月4日は勝手ながら18時で閉店とさせていただきます。
コメント(3)カテゴリー:旧車
時を越えて 2009.9.24
本当は昨日アップするはずが、肝心のデータが入ったカードを持ち帰るのを忘れてしまい、その姿を一刻も早く見てみたいとお思いのオーナー様はずいぶんとやきもきとされたことでしょう。フレームと一部パーツをお預かりして組み付けを承っていた初期のメルクスのロードが完成しました。
粗探しをすればリムのハイトが有り過ぎるとか、当時8Speedやインデックスは無かった筈だ、との批判を覚悟の上でロード初心者のオーナー様が気軽に乗れるパーツをチョイスしました。色目で気を遣ったのはブレーキアウターの色で、7400系ヂュラの登場以来、色の濃い「ハイテックグレー」が標準になった感がありますが、当時はカンパのブレーキの純正色だった薄いグレーがレーサーの標準でした。ハイテックに対して「ローテックグレー」とでも名づけましょうか。冗談はさておき、久々にSUPERBEをセットしましたが、すべてにおいて今なお第一級品と呼ぶに相応しいパーツです。摺動部にすべてベアリングを配したブレーキは、まるで間にワイヤーなど介在しないかの如きスムーズな動きを見せてくれ、きっちりとトーイン/アウトも調整可能です。
この変速レバーは6S、7/8Sの切り替えとともに、万一転倒等でエンドが曲がりインデクッスが正常に作動しなくなったときのフリクションモードが装備されていますが、それでさえ尚Suntourお得意のパワーラチェットが利き、軽いタッチで操作できるようになっており、正に「究極のレバー」と呼ぶに相応しい逸品です。
そうして白眉はこのフロント変速機。スパイクピンなど無いこの古めかしいチェーンリングを以ってしても極めてスムーズな変速をもたらしてくれます。
皆さんのお手元に、「若いときに乗ってたけど、20年位倉庫に入れっぱなしで・・」という思い出の一台がございましたら、一度ご相談ください。フレームの再塗装も含め、今に乗れる仕様に手直ししながら、再生してみませんか?
コメント(3)カテゴリー:旧車
本日のお客様 2009.8.16
お盆休みも今日までという方も多いのではないでしょうか。 残り少ない休みを惜しんで、自転車屋に出向くむきもあるまい、と高を括っていたのですが、多数のお客様に御越しいただきまして御礼申し上げます。
さて、写真は神戸から御越しいただきましたお客様の車です。
一寸気取ってレトロ調に撮ってみました。VandenPlus−ヴァンデン・プラ、ベビーロールスとも称される所謂「小さな高級車」を真に体現した数少ない(唯一といっても過言ではないでしょう)実例です。車のMiniに詳しい方はご存知、ADO16の一ヴァリエーションです。MiniのADO(オースチン・ドローイング・オフィス)15に対し、その発展型として設計され16の番号が与えらています。残念ながら写真を取り損ねましたが、Moulton Stow away はこのADO16のトランク(英国英語ではBOOT−ブート)に収まる様に設計されたことを裏付けるように、AM14を収めて起こしになりました。自転車は少し手を入れてやれば、所期の性能を取り戻せそうです。リペイントで新品同様のするもよいですが、やれた感じを維持しながら機能パーツをシャキっとさせるのも、お乗りの車との調和がとれてよいのではないでしょうか。
続きを読む...
コメント(0)カテゴリー:旧車
鳥肌 2009.4.8
最早私の如き文才無き者には、説明の言葉を見つけることが出来ません。
ご興味のある方は、どうぞ来て、見て、触れてみてください。

22.jpg
このマーク、お解かりでしょうか。
この貴重なタンデムは、某巨匠から展示用にお預かりさせて頂いたものです。
しかも、「お譲りしても良い」というお話をつけてです。
本当は私が手元においておきたいところです・・
21.jpg
コメント(0)カテゴリー:旧車


Copyright 2009 Bicycleshop M&M All Rights Reserved.