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途中経過&休業案内 2017.10.14
お預かり中のVogue、日本の名車です。 しかしながら中古で手に入れたという30年以上たっているであろう車体はいろいろと問題を抱えておりました。まずこの変速レバー、環付きネジを占めても動いてしまうとのことでしたが、単純にパーツの欠品でした。手持ちのパーツを追加してOKのはずが、それでもどうも動きがおかしい。これはメーカーの告知不足でもありますが、レバー内部の樹脂にグリスなどの油脂は禁物なのですが、当時のカンパはこの部分が金属だったためにグリスを塗るのが常態化しておりました。同じようにグリスを与えられてしまった内部の樹脂パーツはやせってしまってガタガタ状態。 中の樹脂パーツが新品で入手できれば良いのですが、あるはずもなく、仕方がないのでレバーボスにシムを作って咬ませました。
知らぬが仏とはよく言ったもので、乗り慣れてしまえば乗れてしまうのかも知れませんが(私は怖くて乗れません)、下玉押にへこみ(通称たこやき)ができてしまい、ハンドルが直進部分で固定されてしまっていました。右側が当時の物、さすがにコレではもたないことに気づいたメーカーの現行品(いまだに作り続けているTANGEに感謝)が左側。 肉厚の違いは一目瞭然。 これに打ち換えて問題解決。
最大の難関、ローギヤを大きくしたい、とのご要望で二日間悪戦苦闘、最終的に23Tを装着できました。 1973年に登場したSunTour Winnerのジュラルミン製のスプロケットを奢っています。
この初代Superbe Proはエンドへの取り付け角度調整が出来ないため、22Tは使えるものの、23Tは困難でした。 というのも画像にあるハブ軸からリアメカのピボットまでの距離が、シマノのEFエンドは24mmとSuntour Superbeエンドより2mm短く、ローギヤとガイドプーリーが近づきすぎてしまいます。
あまり技術的なことになりますので割愛しますが、最後に変速の基本性能を上げるべく、チェーンを現行品に交換、シフトインナーを複撚りから現行のスレンレスインナーに、アウターもニッセンのライナー入りに交換、短すぎる長さもメーカー推奨値に修正して、動作をスムーズにしています。 あとはチューブラー仕様をW/O仕様に変更して終了です。
10月18日(水)は仕入先訪問のため、17時ころまで不在になります。 
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